ガソリンの高騰で財布の中身が凄く厳しい昨今ですが、それに限らず貧乏になって

しまった日本は海外からの輸入品も激高となって手が出せなくなってしまいました。

これは野球業界にとっても少なからず影響があって、ミジンコレベルで球児先生でも

悲しく感じているところでございます。

 

マクドナルドのハンバーガーが(一番安いプレーンのハンバーガー)1360円だった頃、

アメリカから発信される文化・物質ともに手が出せないほどに高いところにあった憧れでした。

瓶に入ったコカ・コーラの栓を抜いてはピンボールマシーンでよく遊びました。

時は過ぎて(バブル時代は別として)1ドル100-110円ぐらいでずっと為替も安定していた

時代では比較的日本の価値とアメリカの価値は質・量ともにバランスが取れていました。

球児先生をオープンさせた頃も安定していましたので、アメリカに行っては買い付けを

したりebayでオークションに参加してメイドインアメリカのグラブなどを輸入していました。

現在、それはまったく「で・き・な・い!」日本にはない、魅力的なアメリカのグラブやバット

もたくさんあるのです。しかし、それを買えない悲しさがあります。高すぎなのです!

kojjmo
上記写真のグラブは例としてかつては手元に入るまでにかかる総費用は約4-5万まで

でした。これを仕入れとした場合、7-8万程の売価となるでしょう。アメリカ製のミズノプロ

3-4カ所の刺繍が入っており、独特の佇まいです。質的にも日本のそれと同等です。

しかーし、現在は仕入れる方も買う方も無理。このグラブ本体で売価は約日本円で

9万前後、それに国際送料、関税、場所によっては地方税もかかり、手元に届くまで

費用は約10-11万。これが仕入れ価格なので販売するとしたら15万になります。

このグラブ、15万の値札を付けて誰が買いますか?

 

だから、もう、恐らくずっと輸入ものの(特にアメリカ)グラブは球児先生では取り扱いが

ほぼないでしょう。辛いですね。悔しいですね。世界のグラブが集まる、などと言っていた

球児先生ですが、内弁慶になってしまって、日本で手に入るものしか売っていない

球児先生となりましたが、皆様、見捨てないでくださいね。よろしくお願いいたします。