金属バットの規格変更に伴い、公式戦などで使用できる期限が迫っています。
ゼットさんのバットご担当の方曰く、硬式金属バットを使用しているシェア率はほとんど
が高校生(80-90%)で、その他は中学生となるそうです。
金属バットは木製バットに比べ反発力が高いだけではなく、芯が広いとも言われており
安全上は無論のこと、木製バットとの飛距離やボールの打撃スピードも段違いです。
WBCで日本の野球は世界1となりましたが、プロの世界、そして世界のベースボール
においては木製がスタンダードであり、若いころから、この状況に順応していくのも
日本野球の課題だと思います。
さて、この金属バットですが、ほとんどの素材は超々ジュラルミン硬式素材という アルミ合金
からできており、アルミニウムと銅、マグネシウムなどによるアルミニウム合金の一種で非常に硬い金属です。
ジャラルミン製は素材が硬い分、インパクトの時間が長く、結果ボールの飛距離がでる仕組みになっています。
硬さゆえに壊れにくい素材になります。
極端に全く同じ部位で打撃練習をしているとバットにゆがみが生じてきます。
もちろん、このバットは信頼ある
なんの欠点もございません。
単に塗装が剥がれたのではなく、金属の腐食からはじまる塗装剥がれです。
ございません。保管の管理が悪いのでこうなってしまいます。
練習用の素振りバットですが、この中心にある金属棒の硬さは皆様よく
ご存じだと思われますが、バットを振り続けていると、この棒までも
曲がってしまいます。
なんの欠点もございません。
よく見ると細かなヒビワレがバット全体に無数に入っています。
残念ながらこの金属バットの寿命であると思います。すぐに折れたり
破断したりはないですが、恐らく飛ばないでしょう。
メーカーさんのマークやロゴまでもが完全に消えてしまう程の
使用感満載のバットですが、ここまで完全燃焼したものはバット
自体の反発力も失われているでしょう。
しかしながら、この金属が無敵であるか?というとそうでもなく、中古を取り扱っていれば
いろいろな状態のバットが入荷します。金属バットはグラブのように修理・修復が出来ず
買取した後で詳しく調べてみて不具合があったりすると、安全上、再販売が出来ず、
そのまま廃棄することになることもあり(木製バットの場合も少しヒビや割れが入っていることも
あります)なかなか買取の難しさを感じる瞬間でもあります。
金属の場合は、「腐食」「ヒビワレ」「曲がり」「変形」「割れ」「裂け」などがあります。
また、中古屋が言う発言ではないですが、使用感が強い、打撃をたくさんこなしたバット
や経年数が高いバットはあまりお勧めできません。消耗してボールが飛ばなくなっています。
そりゃー、本当はバットに関しては新品がいいですね。高いですが。。。。。