バットのご売却、有難く嬉しく涙が出そうですが、一方でバットメンテナンスでも

腕と関節と手が痛くて涙を流しながら、ヒイヒイ言いながら日々磨いております。

特にコロナ明けの影響かWBCの野球熱の影響か単に季節的なもの

なのかお陰様でかなり大量のバットをお譲り頂いております。メンテナンス工房から

の写真ですが、例えばここ1週間で60本ものバットが入荷しまして、メンテが

追いつかないどころか、張り切りすぎてとうとう腱鞘炎になってしまいました。

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グラブもメンテナンスしますが、バットも同様で特に打球跡をどうやって消すか!という

難題にいつも挑戦しております。打球跡は単にゴシゴシと洗うだけではとれず、かといって

薬剤を使うことも出来ず、ヤスリなどで強く擦るとメーカーロゴや文字までも削ってしまう

結果となり、バットでなくなってしまいます。いかに摩擦で付着した軟式ボールのゴム

成分だけを丁寧に取り除くかです。ですので、バットのメンテナンスは1本にかける

時間も1時間ほどかかり、グリップテープの交換や松ヤニも丁寧にとりのぞかねば

ならないので、たわしと洗剤や消しゴムウレタンや時には車のガラス磨き成分なんかの

超微粒子成分の液体で洗ったりします。毎日10本ぐらいがマックスメンテ本数ですので、

それを続けることによってとうとう手や腕が壊れてしまいました。

握力ももともとは両方同じぐらいで65キロほどあったのですが、今は40キロぐらいに

落ちて、バットを握れなくなってしまいました。トホホでございます。

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今回、バットのビフォーアフターでメンテ前とメンテ後の写真を比べてみました。

もちろん写真加工はしていませんし写真を撮った環境も変えていません。

出来る限り、バットを購入されるお客様が気持ちよくバットを振ることが出来て、

なおかつ、ホームランなんかも飛び出せば、バット磨きの冥利に尽きると思いますので、

私が磨いたバットを試合でどうかぶん回して頂ければ幸いです。ボテボテのゴロに

なろうとも、バットさんも喜ぶと思います。ケガのないように!

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