未だ見ぬキャッチャーミットですが、噂のミズノキャッチャーミット専用シリーズ「號」(さけび)
リリースされて間もないので、まだまだお売りになられる方も少なく、早く対面したいのですが、
こればかりはお待ちするしかないです。今まで、ハタケヤマさんの独壇場であったミット業界
に風穴を開けるべく、長年の研究の結果、満を持して世に放たれたのが、「號」(さけび)
なのです。軽量でコンパクト、小さめサイズ(3パターンのうちS-S型)で取り回し感抜群。
また、音でピッチャーの士気をあげよう!←ミズノさんの長年の夢でした。
ミットの張りは操作性やキャッチング音に影響しますので張りに影響する内部の素材を
見直しされました。手入れ感もかなり良好で平裏指先がブツブツのエンボス加工です。
これで指の力がミットに伝わります。
ウワサの範囲なので実際は分かりませんが、ミズノさんのミット開発にあたってはハタケヤマ
のミットをバラシては、何故あんな音がでるのか?何故あんなに使いやすいのか?を研究
するために何個も解剖されたそうで。。。。結果としては真似が出来なかった。と聞いた
ことがあります。しかし、とうとうですが、この期に及んで待望のリリースが決定して、デビュー
を果たしました。ハタケヤマさんのミットに関する諸々の特許が切れるタイミングとリンク
しているのかもしれませんね。詳しくは分かりません。
特に目玉はハミダシですね。ミットには親指、小指をつなぐ部分(ハチマキ)とターゲット部
をつなぐ縫込みがハタケヤマさんだけハミダシなんですね。この特許が切れる(切れた?)
そうで、各メーカーさんは今後、ハミダシを導入されることでしょう。ちなみに、「號」(さけび)
には現段階ではハミダシは導入されていません。
ハタケヤマ・ミズノ以外でもここ最近で頭角を現しているのが、キャッチャーミットを専門に
製作・販売する「要」かなめ(kaname)です。カチカチ、ガチガチの硬派です。ちょっとやそっと
では手なずけられない光るモノをもつ荒馬の名馬です。特徴は、ハリ・圧倒的な硬さです。
見て・はめて・使い倒して気づく驚きがこのキャッチャーミットの拘りです。
また、COREというキャッチャーミット専門ブランドも台頭しており、私はこちらも手にしていない
ので感想を述べることが出来ませんが、魅力的なキャッチャーミットのようで、ぜひ
逢ってみたいと思う逸品であります。