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プロの方にお願いをしているのですが、そんな中で検索ワードとしていつもクローズ

アップされる言葉があります。【グローブ カビ取り 業者】という関連ワードです。

 

中古を専門としますので、カビグローブももちろん入ってきます。メンテナンスもして

販売出来るように出来る限りの処置もしております。検索ワードで調べてカビ

グローブをなんとかしたい!というご希望があってのことだと思います。

しかしながら誠に残念ではありますが、『覆水盆に返らず』なのであります。虫歯

と一緒で、黒くバイ菌に侵された歯は元通りになりませんが、無理なのであります。

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     前にもご紹介しましたが、これが難儀な黒点々カビです

カビが生えている状態にもよりますが、2パターンあって表面型と内部浸透型です。

表面型の場合はなんかなります。どれだけ白いカビがボウボウに生えていても復活

可能です。でも残念ながらグラブの場合はほとんどが内部浸透型であります。

お写真のミズノグローバルエリート(レッド)に見受けられる点々型の黒シミタイプです。

これは裏側まで侵されていますので、たとえこのグラブを真っ赤に染色し直ししても

残ってしまうのです。。。。残念。

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     表面に生えるカビはなんとかなる可能性があります

それでも少しはなんとか希望もあったりもします。

カビの進行を止めることであります。革専用のカビ用ミストと純度の高いアルコール

で丹念に拭き取ることから始まります。もっと徹底的にするのであれば、それに加えて

紐を全部取り外して中のアンコ(グラブの芯である中綿)を次亜塩素酸に漬けて

徹底消毒、さらに仕上げとして高濃度のオゾンにグラブ全体を暴露させます。

結果としまして、

→ カビ臭はほぼ完全に消えます。もちろん、雑菌は全て消毒されますので、

   他の蒸れ臭や汗臭さもなくなってフレッシュな感じとなります。

→ 一旦はリセットされますので、通常保管範囲でカビの発生が抑えられます。

   (環境が良くない状態の場合は再発の可能性あり)

dgiuhjkolp564564      オゾン発生器は勝手に写真を載せることは控えさせていただきますので
      モザイク処理をしています。

尚、黒の点々は消えません。

将来はこのカビ処理をグラブ修理のオプションで考えていますので、その節は

ご利用を頂けますと幸いです。それでは。グラブを大切に。