9月もいよいよ終盤となってまいりました。お元気でお過ごしでしょうか。

先日の4連休は淀川河川敷や一般開放の野球場では盛んに野球が

行われており、それを見ると少しホッとして和みます。9月を迎えると毎年

ではありますが、スイッチが入ったように買取りご検討のお客様が倍増する

とともに、オーバーホールや修理の件数も倍増してまいります。

 

さて、修理やオーバーホールで比較的よく弊店で施工させて頂く内容と

しまして、『革入れ補強』というものがあります。文字通り、レースを外して

ポケット部分にあて革を入れて薄くなって捕球するたびに痛くなるような

トコロを補強してゆく処置となります。場合によっては軟式→硬式化するため

の加工でもありますし『アンコ(中綿)やプラスチックの芯も替える場合もあり』

へたった軟式グローブをシャキッとさせる施工でもあります。

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革の厚みは3段階ぐらいで用意しており、1.1mm~2.2mmぐらいとなります。

通常はこの革には穴をあけてグリスを詰め込みます。そうすることで片方の革と

もう一方の革を接着というか、繋ぐ役目をしております。使用するたびにズレない

ようにする役目でもあります。ちょっとはじめの頃は固くなって使いづらい部分も

ありますが、そのうちに馴染んでくるようです。

 

秋はご自分の持っている道具を見直すシーズンでもあると思います。

よく付き合ってくれた相棒を労り、可愛がってあげてください。

そうすることで来年の春には、また元気よく活躍してくれることでしょう。