フェイスブックにて先にご案内をしましたが、昨日、「K-ism」木下さんの工房へお邪魔
しました。とあるメーカーさんに10年間、職人として修業をされてこられ、最近になって独立をされました。近くのメーカーさんでやはり最近(といっても数年前)立ち上げた
「てっぺん」さんも交流がありますが、やはりどちらも必死で頑張っておられます。
『もう、あかんけど兎に角前に進まねばならぬ!』という気迫を感じます。大手、中堅となるとそんなことはないのでしょうけれど、若いメーカーさんは生きるか死ぬかという必死な姿勢がとてもいいと思う次第で、応援をしたくなってきます。
みなさん、フレンドリーですので、工房へお邪魔するといろいろとグラブづくりについて
熱い思いを語っていただけます。今回は道具1つ1つ丁寧に実際革を使って実演して
頂きました。球児先生でも修理~オーバーホールまでを手掛けますが、ここまで正味の
設備はもちろんありません。タンナーさんから革の卸問屋さんの仕入れまではほぼ共通していますが、数百万もするプレス機から革をすく機械、刻印の機械やグローブアイロンまで、完璧に揃っています。当たり前ですが。。。。1~10まで完璧に1人で丁寧にコツコツ
と作り上げてゆくのです。中のプラスチックの芯からアンコの中綿まで手作りですので
100%木下製のメイドインジャパンです。手先がとても器用ですね。
グラブづくりは写真で見るだけだとわからないですが、どの機械も実は素人にとって大変危険なものばかりでかなりデンジャラスな手作業です。どの機械もちょっと油断をすると
指や手がぺちゃんこになり、骨折ぐらいだとまだましかもしれません。集中して油断せず
ケガのないように心がけてほしてものです。これからも若手のメーカーさんを応援させて
頂きます。またこれから立ち上げるぞ!という勇者がおられれば、ぜひお声をかけてください。たくさん買って応援致します。それでは。