子供の頃、『手袋』を逆さから読んでみたら・・・といういたずらがよく流行りましたが、
今はそんなものはないのでしょうね。答えは6回シバかれてしまうのですが。。。。
今回は手袋、『バッティンググローブ・守備手袋』につきまして、
野球用品全般を買取りをさせて頂いておりますが、その中で意外と多い
野球用品は何でしょうか?冒頭で取り上げていますのでクイズにはなりませんが、
『バッティンググローブ・守備手袋』だと思われます。単純に消耗品であり、
価格もお手頃なので買い替えの頻度も高く、手放される方も多いのではと思われます。
もちろん、買取りをさせて頂いたからにはメンテナンスをして再度店頭デビューさせて頂きます。
手袋もたねあかしをさせて頂きますと、一番は【汚れ】【劣化】【経年】が査定基準となりますが、
おおよそ、定価の10-20%ぐらいが査定価格の基準です。3.000円の手袋だと300-500円ぐらい
でしょうか。状態としては何度か使用して汚れも付いていて、そこそこ使用感があるものの、
美品の範疇という手袋です。ほとんど使用感が無い場合は30%ぐらいがマックスです。(1.000円前後)
破れ・少しでも裂け目などがある場合はお値段が付かないことも。
まずは私自身がその手袋を装着致します。軽く油分を落とす為、装着したまま手洗い石鹸にて手を
洗います。手を洗うといっても手袋をはめていますので、手袋を洗うのですが。
次にクリームクレンザーの液体を両手にたっぷりと付けて、木製バットをぎゅっと握っては絞り
込む感じで何度もグリップを握り直します。バッティングの状態を再現するのです。これで大概
の汚れは落ちます。
最後はよく水洗いして乾燥です。ここで一番大切なことが。
このまま洗濯物のように乾燥させてしまうと、グローブもパキバキとなってしまいますし、縮んで
しまいます。70-80%乾いたところで、再度私自身がその手袋を装着致します。そのまま30分ほど
装着したままです。その後、手袋をはずして再度乾燥します。
結構、手間暇をかける割には売価も高くなく大変なことですが、大切な道具ですのでやはり
大切にしたいのです。どうか私が心を込めてはめた(少し太目の指です)グローブを装着して
下さい。大丈夫ですよ。(何が?)