6月は梅雨で雨の季節。それでも練習は毎日やってくる。継続は力なのです。
しかし、そうはいっても雨の中での練習は大変。グラウンドもジュクジュクに濡れていて
水で重く湿った球を捕球することさえ憂鬱になってしまいますね。グラブの手入れも大変で
理想は同じものが2個あれば濡れれば1個は乾燥してもう1個を使用すればいいのですが、
なかなかそれもままならないのが現実です。
今回は湿気取り。1個50円です。出来れば2個・3個と段ボールに入れば理想です。もしブラスチック
ケース(小さ目の衣装箱)なんかがあればもっといいですね。
さて、そこで今回は雨で濡れたグラブをどうやってメンテナンスすればいいのかをご説明
致します。サイトなどを見ればいっぱいその方法のノウハウがあふれております。そのほとんど
が『まずは乾燥したタオルなどを取り出し、泥汚れを落としつつ拭いてゆく』という作戦で
あとは手入れ部には新聞紙などを詰め込んで陰干しをする、となっております。
全ては正解です!しかし実際を考えた場合、他にいい方法がないのか!ということになります。
理屈と理論は単純明快ですが、【夜遅くまで練習した挙句、明日の朝一番で再びその濡れたグラブ
を使って練習する】ということになりませんか?重いし、手入れ部に手を入れたとたん、じめっと
湿っている、これだけでテンション下がってしまいます。一晩で上記方法は無理があります。
ましてやイエローやレモン系などのグラブカラーの場合、新聞紙はインクが移ってしまう可能性
もあって、リスクがあります。
湿気を集中的に集めたいので、出来る限り密封がいいと思います。湿気取りを入れたらガムテープ
などで目張りしてください。
そこで素人集団である球児先生の方法(いろいろある内の一部です)をご紹介させて頂きます。
原理原則で、合理的に考えますと今までにない?方法があります。ちょっとだけお金がかかります。
(100円~300円ぐらい)100円均一へ走ってください。そうすると今の季節、特にトピックで
売られているものが【乾燥剤】です。シリカゲル系の透明のツブツブやタンスや押し入れ用に使用
する炭酸カルシウムの【除湿剤】やシートなどもいろいろとありますね。特にシリカゲルは、
乾燥させれば再使用可能なので何度も使えますね。お得です。
最後にビニール袋で覆って閉じてしまいます。これで1日、放置です。ドボドボに濡れていれば
なかなか1日では乾燥しませんが、湿気レベルだとこれでOKです。
これを使いますが、コツも一点あります。
直接濡れたグラブをこれら乾燥剤に触れさせないこと。あとは空間を密閉することです。
グラブが入る大きさの段ボールを用意します。出来るだけ小さめがいいです。底はガムテープ
で目いっぱい隙間が出来ない様目張りします。乾燥剤とグラブを入れたら45リットルのゴミ袋
にすっぽりと入れてください。あとは空気が出入り出来ないよう、上部をぐるぐると閉じてください。
そのまま1日を過ごします。泥をとったり拭いたりしない方が良くて、使用したままそのまま
入れた方がいいです。乾いてからブラシで擦る方が泥は取れます。
一度トライされてみてはいかがですか。