1週間ほど台湾へ行っていた。留守にしていたせいで仕事が溜まってしまい、ブログも更新できずに
いた。やっと再開出来そうだ。今年のゴールデンウィークで旅行先№1は台湾である。日本でも台湾
人気はダントツなのだ。残念ながら私は観光ではなかったけれど、、、、、。
目的のご紹介を兼ねて3部連続で台湾話を続ける予定です。写真もたくさんアップしますが、そんなん、
興味ないわい、という方はスルーしてください。
台湾の玄関口であるタイぺイメインステーション。左下のクマの人形はシンボリックキャラです。ここを拠点に各方面へ
移動できます。新幹線はまるまる日本のそれと同様です。このフロアのポストオフィスで日本円→台湾ドルに替えて
ください。日本だと1ドル4円なのにここでは2.7円です。かなりの差が。
フェイスブックをご覧になると分かりますが、最近特に台湾のお客様ばかりとなってしまい、まるで
向こうの方を相手に商売をしている様相ですが、そうではありません。やはりここは日本で、お客様は
大半が日本人の方で日本人が日本人に対して商売をさせて頂いております。お客様はおかげさまで
右肩上がりに増えておりますが、比例して外国の方も増え、ガイジン様専門に写真をお願いすると、
必然とご紹介シーンが増えてしまう、そしてそれが拡散され、またお友達を引き寄せ、広がった末に
台湾ではかなり有名なお店、オーナーとなってしまいました。 (一緒に写真に写ってほしいとリクエストをよく受けます)
日本の方も気を悪くなさらず、機会があればぜひ、ご覧ください。
タイペイ駅を降り立ったら(出口)まず目にする光景です。その喧噪と熱気には一発でやられてしまいます。
さて、なぜ台湾か?台湾人は日本人に対してかなりフレンドリーで考え方や行動が非常によく似ている。
もちろん個人差もあるが、おおむねかなり良好な関係である。また、こと野球に関しては日本をレスペクトしている。
目標にもなっている。素直に憧れているのだ。野球の技術に関してもそうであるが、
道具であるグラブやバットなども憧れをもっておられ、高嶺の花的存在がいわゆる各メーカーのトップ
グレード・最高レーベルのグラブなのである。例えばミズノプロ・ゼットプロステイタス・SSKの
プロブレインなど、このレベルのグラブたちは海外生産などライセンスを承諾しておらず、独自に日本
国内でガラパゴス化しているのだ。自分たちには当たり前の存在ではあるが、世界的に見るとトップ
グレードが普通にあるのはハッピーなことなのであります。
交通手段の主役はバイクです。日本とは右・左が逆なので、怖いです。とにかく、バイクは常に先陣を
きってブイブイいわせております。暴走族は存在しません。改造車もあまりありません。歩行者は一応
優先だろうと思いますが、そんなことはほぼ無視されますので、ひかれないようにご注意を。
今回はそんな中、外国における野球事情と野球道具の環境などを知る為、台湾全土の野球ショップ回り
とメーカーさんなどを訪ねてまいりました。もともと、グラブなどはほぼメイドインジャパンでした。
グラブ生産は年月を重ねるたびにアウトソーシングというか海外生産に移行してしまいました。
一番の弟子はお隣の国、台湾(失礼な表現と感じられる方はすいません)または韓国です。人件費の
高騰などでそれが西へ西へと拠点が移ってゆきました。台湾でのグラブ制作技術はもう今や日本の
それとほぼ遜色ないまでに熟成しています。独立した立派なメーカーさんへと成長しています。
好き嫌いが分かれるところですが、日本の昭和50年~60年ぐらいの町並みで、タイムスリップした感覚です。
ちょうど40歳から45歳以上の方からすればノスタルジックで昭和チックな街はどこか郷愁をそそるのではと
思います。
まだこの業界に入って2年のヘボおやじとおんぼろショップを営む者に対して日本国内のメーカー
さんが相手にするはずもなく、グラブの組み立て、革の裁断など基本的なことを学ばせて頂くのは
いつもニコニコ快く引き受けていただくタイワニーズとばっちり相性があったからです。
いわゆる知識の逆輸入なのです。第2話・3話にてこの内容をご紹介します。まずはプロローグ
としてざっくりと台湾とは?を写真を添えてのご紹介です。
屋台ばかりで食事をとっていました。おっさんにとっては夜店感覚はなじみがあって安定感がある食事です。
定食屋のメニューです。この金額(ドル)に3.6円をかけた金額が日本円のレートになります。安い!
最後に7日間拠点の宿泊ホテルです。路地を入った目立たない安宿です。ゲストハウスのようなものです。1階が弁当屋さんです。
かなり狭いですが、壁がどこかのラブホのような華やかさがありました。ホテルオーナーは男前のシュッとした優しい方でした。