ハラハラ ドキドキのWBCワールドベースボールクラッシックかとうとう終わった。全ての試合が
リアルタイムで観戦できて、尚且つすべてが勝利だったことは、ジャパンベースボールの実力をまざまざと
世界にアピールしたと思います。6日も観戦して、ちょっと力が入りすぎて疲れました。ヘロヘロです。
しかし野球というスポーツの良さをあらためて世間に知らしめることができたのは、野球人口の
裾野が少しでも広がったことと思います。私も野球用具係り(裾野の)を生業としてやっていることが、
ちょっとだけ嬉しいです。まだまだ息つく暇もなく、3月19日から春の選抜が30日まで開催しますし、
終わった途端、3月31日からはプロ野球の開幕戦となります。ウレシさ目白押しなのだ!そして、
もっと野球が注目されて風が吹き、ブームが再到来して、野球用品もいっぱい売れればいいな。
さて、やっぱりジャパンベースボールがこれだけ強いのには理由も根拠もありますね。ご存知だと思い
ますが、総野球人口の裾野からトップに至るまで、ビラミットの三角形が形成されています。
プロ1軍をはじめ、プロ2軍・独立リーグ・社会人野球・アマチュア草野球から小中高校まで、あらゆる
世代と段階に分かれており、各々、スキルや環境にあった野球を勤しんでいます。例えば韓国の高校野球
はそれ自体、数10校しかなく、選抜大会できひんやん!という状況です(日本は4.500校ぐらい)
また、アメリカンベースボールと異なり、日本野球独特の文化がその昔から脈々と受け継がれており、
「1000本ノック」などに代表される精神鍛錬の意味合いが強く厳しい練習があります。
広島カープの新井さんの護摩修行もまさしくそうですね。ガイジンが顔を真っ赤にして火に向かう様
は想像できません。
個性よりもチームの「和」を重んじ、自己犠牲の精神で犠牲バントを多用し、チームの勝利を優先させる
泥くさい野球が日本の「武士道野球」野球の基本であると思います。ワンダフル【サムライ】!
私たち素人にも勇気と感動を与えてもらい、日本人であることが誇らしく思える気持ちにさせてもらった
ことには感謝です。アメリカでの試合は楽しみですが、もう、十分だとも思います。
3月末からプロ野球が開幕しますが、WBC現メンバーは燃え尽き症候群にならなければいいのですが。
まだまだ楽しみは続きます。本日、通勤途中に久しぶりに虹をみました。
No Rain, No Rainbow ! 伊丹市軍行橋にて