中古=メンテナンス絶対!といつも考えている球児先生ですが、これが多岐にわたりますので
いつも四苦八苦していて、この手間を人件費として価格転嫁できないところがつらいのですが
知識としてはそのぶん厚みは増しますので、今は投資と考え修行中でございます。
さて、いつもはグラブのことをご紹介しておりますが、今回はバットにつきまして、
バットのメンテナンスは実は自分なりに試行錯誤を繰り返しましたので、あまりその情報を
オープンにしたくないのが本音で「企業秘密」となっておりますが、別に企業でもなく
ただのおじさんがしていることなので少しだけ。
先程、いつもの好奇心で金属バットの中身ってどうよ?ということで金属バットをカチ割って
みました。といってもノコギリでギコギコと切っただけです。第一印象はとにかく「硬い」
です。手動の100円鉄ノコでギコギコやり始めたので、おおよそ1時間もかかってしまいました。
カッチカチに硬くて全然切れませんでした。さすが耐久性は抜群です。ヘッド部分になりますが
パカッとオープンして中は何もない!なんかハズレくじを引いた気分です。ウレタンやら芯部分
として硬い何かが入っていると期待もしておりました。(音からして何もないだろうとも
おおかたは思っていましたが)もちろんバットの種類や材質・構造によって異なるとは思います。
さすがにコンポジットバットはもったいなくて分解しきれません。(ビヨンドのぷよぷよ部分
は剥がしたこと有)
やはり金属部分は厚みがあって重厚に作られています。フラッシュ撮影で中まで撮りましたが
グリップ部分までストンとフラットに空洞でした。芯になる部分は特に厚みがある?
メンテナンスに関しては一番の悩みが「打球痕」です。恐らく中古バットを販売している業者
でも「打球痕」をほぼ消して販売するところは日本でただ1店【球児先生】だけだと思います。
硬式はそうでもないのですが、軟式の瞬間的にゴムが摩擦で溶けて付着したカスはかなり頑固
で恐らくどうやってもとれないハズです。そこでいろいろな薬剤や磨く方法を試してみて、今
があります。このとる方法に手間暇かかり、最後の仕上げも特別です。車のバンパーなどを
キズ・コスレなどでリペアする時と似ているかもしれません、一部。キズが深いとどうしよう
もありません。もちろんパテで埋めて表面を磨くこともありません。バットとボールの衝撃
には耐えられないでしょう。リペアできる範囲はごく限られています。よって浅い小キズ
だけの対応です。このような理由により、バットの査定額は使用感で決まってきます。