2月に入り、やっと野球の話題がささやかれはじめ、テレビのスポーツニュースの
ピックアップ時間も長くなってきました。それぞれのキャンプレポートもニュース
の楽しみであります。プロ野球のオープン戦は2月25日(土)から、選抜高校野球は
3月19日(日)から、WBCは3月7日(火)からなので、もうあと少しの辛抱です。
さて、弊店は野球用品の買取り専門店ですが、実はまだいろいろなグラブメーカーの
グラブで買取り(お目にかかった)したことのないものも多く存在します。大手(メジャー)
なメーカーはもちろん毎日お目にかかるのですが珍しい、見たこと、触ったことのない
グラブを頂ける機会があればと思っております。
0 買取りのあったメーカー
ローンスター アサダスポーツ アントラー ロマネクロウ 誠 アトムス
大久保グローブ ファイアーズ →これらはもうほとんどがメジャーですね。
X 買取りのないメーカー
RAG de Lion 佐藤グラブ工房 Glom Noria ホッタスポーツ トップマン
ニシオカ製作所 ネクストイノベーションスポーツ フロムベース 早川グローブ
メジャーステージ 恐らくその他多数
まだまだ勉強不足で知らないメーカーさんもいっぱいあると思います。なかなかお目にかかれない
メーカーさんも上記多数あります。でも、各メーカーさんは全国各所に顧客もお持ちなので、
何らかの理由により手放されることもあると思うのですが、それでも入手できておりません。
もう活動をやっておられない所もあると思いますし、これから立ち上げるメーカーさんもあると
思います。
そもそも、恐らくですが日本全国、かなりの数の方がメーカーと称してグラブ作りを生業と
始められる(立ち上げ)ケースも多いと思われます。
大手メーカーさんはコスト低減の為、多くの製造拠点を海外に移転しました。
しかしながら、むしろ現地の原材料上昇や人件費高騰でグラブの価格も上昇したまま、
質は落ちてゆく一方です。
今まで、日本国内で請負製造されておられた職人さんは海外移転により仕事も
減る一方です。そこでご自分の技術やノウハウをもって新規メーカーを立ち上げる、
という構図も多いのではと思います。
シビアで失礼な言葉かもしれませんが、販売している立場として、グラブってそんなに
バカバカ売れるものではありません。今からメーカーを立ち上げて、はたしてどれぐらいの人が
成功するのか? 恐らく想像ですが、限りなくゼロ(0)%に近いぐらい困難なことだと思います。
自分に腕と知識があるから、と思われるかもしれませんが、他人が認めて購入頂いて成り立つ
ので、モノがいいからといって一筋縄ではいかないと思います。理由は(私の勝手な意見です)
順番が逆なのです。マーケッティングがあって、キャッシュフォローを考えて、細かなニーズ
や作戦をたてて、どうやって売るか?という方法を模索して、最終的にそれに沿ったモノを
作ってゆく、ということなのではと思います。長いものにも巻かれながら、妥協やユーザー
の迎合も必要なのではと思っている次第なのです。
まあ、えらそうなことを今は言っておりますが、いざ自分が【球児先生】レーベルの
グラブメーカーを将来立ち上げたら、3日ぐらいで潰れる可能性もおおいにあるとは思います。