マラソンや駅伝などを見ることが多くなってきました。
沿道で応援している人たちは「ファイト!」「ファイト!」と叫んでいました。
「ガンバレ!」「ガンバレ!」とも言っていました。当の本人(マラソンしている人)
はどう思っているのでしょう。頑張っている本人に鞭打つように頑張れって、
馬ではないのに、後ろから叩かれている感じを受けないのかなあ、
とも思ったりしました。しんどい人に「大丈夫!」といったり、悩んでいる人に
「乗り越えれる」とか「元気を出して」などと言ってもかえってマイナスで
ちゃんと考えてくれてる?と猜疑心を抱きます。そもそも「ファイト!」って
和製英語で、本来は「戦え!」という意味です。観客目線で言うとヤジも含めて
自分目線で頑張ってくれたら自分としては満足な結果だ、ということで、
一部の本当に応援している人を除いたら、結構無責任に言い放っている言葉
ではないのかなあ、と思いました。
時々散歩する神戸の街。森谷商店のコロッケと南京町老祥記の豚まんはうまいのだ。
さて、野球の言葉で、「ドンマイ」というのがあります。Don’t mindだと思っていると
思いますが、Don’t mindって言うと励ましの言葉ではありません。
どちらかというと「気に掛けない、しらないよ」というニュアンスになります。
正式にはDon’t worryとなります。
野球用語もアメリカから渡ってきて、日本で独自に進化した分、和製英語や
訳の分からない解釈もいっぱいあって面白いです。
コールドゲームという言葉は、冷たいし寒いからもうやんピ。ということではなく(当たり前か)、
審判が宣言した→called(終わりを)ゲームとなります。
オーバースローってピッチャーの投げ方のフォームを指しますが、スローは投げる、で、
オーバーというのは度を越してしまう、ということなので暴投という意味となります。
ボーンヘッドはご存知のように骨頭ですので、脳みそ空っぽなので考える知能がない、
という事です。
有名な話ですが、長嶋茂雄語録で東京に住んでいる、の英語をI live in Tokyo.
と言いますが、過去形に直してくださいとのことでI live in Edo.と言った
そうな(ほんまかいな?)。おもしろい。
私が遭遇した(知り合いが本気で言った言葉)ケースですと、
ガイジンに対して、自分の職業を自己紹介するとき、私はコックです。
(私は料理人です)と言ったところ、女性のガイジンからしばかれました。
I'm a cock. (私はチ〇ポ) 正式にはcook(クック)です。
まだまだ面白い言葉もいっぱいありますが、今回は話が脱線してしまいました。
最後に昔はファールボールのことを「圏外」と言ったそうな。携帯か?