カエルのおケツにストローを差し込んで空気を入れた経験はないですか?
私は子供の頃から少し変わっていて、「こうしたら、どうなる?」という変態的好奇心が
かなり強く、結果は分かっているのになんでもやってしまう、病的な性格でありました。
例えば強烈なところでは、針金を両手に持ってコンセントの穴に突っ込んだことがあり、
漫画的な「ビリビリ感電」ってどんなん?ってやってしまい、死にかけました。
ここでは公表出来ないことがたくさんあって、今だと新聞に載ってしまうこともあった
と思います。しかも、注意散漫で怪我も多く、車に1回、単車に2回はねられております。
野球では、フルスウィングしているバッターボックスにフラフラ~っと入ってしまい、
顔面をバットでまともに受け、頭がい骨が変形してしまいました。トホホホホッ。
さて、そんな子供もおじさんとなり、少しはまともになった。・・・・・・
かと思いきや、「球児先生」をやるにあたって、やはり昔の病気が少し発揮されてしまい
ました。いいことか、悪いことかはさておき、少しだけこの性格が役に立ったかもしれません。
自己流で勉強し始めたグラブやバットのメンテナンス方法です。他人から学ぶことが苦手で
ありましたので、全部自分で考え、判断し、それをやってみて結果として現在があります。
いろいろと「実験」をしましたので、ほんのさわりだけご紹介します。「あほ」だと思って
ご覧ください。グラブだけにしときます。(バットもありますが)
洗濯機に入れてグローブを洗濯する。→ 洗濯機が壊れてしまった。
100度の熱湯でゆがいてみた。→ 一気に革が縮む様子は圧巻。
グラブを湿らせて、マイナス20度で凍らせてみた。→ 解凍するとグダグダ。
よく型が付くように車で何度もひいてみた。→ これはイケるかも。
色を付ける為、ラッカースプレーで吹き付け塗装してみた。→ パキバキと剥がれた。
サラダ油にまる1日付け込んでみた。→ う~ん、重い。
業務用ヒーティングガンで一気に乾かしてみた。→ 一気にカピカピちゃん。
もちろんこれもやりました。「レンジでチン」→ あなたもやってみる?
冷水にさらすこと1週間。→ これは意外といい感じ
アルコールに浸して、フランベしてみた。→ ミディアムな感じがおいしそう。
結果としてどれも革にとっては「いいはずはない!」という結論でした。
この実験の被害グラブは数十個となり、累々と山積みされた屍はゾンビとして復活する
ことなく、静かに葬りさられました。チィ~ン。ごめんなさい、グラブちゃん。
もちろん、この過程を経てメンテナンス(メンテとは言えませんが)されたグラブを販売
する、ということは決してしておりませんので、ご安心下さい。