しかし、地震が多すぎる!鳥取県の揺れは大阪市内でもかなり感じられ、
オンボロの棚に陳列しているグラブも揺れで何個か落下してしまいました。
さらに当時間帯にお客様が4-5人おられ、顔を青くしてサササッーツと
皆様帰られてしまいました。その後、2-3時間は誰もご来店もなく、
シーンとしており、さながら閉店寸前のお店と化してしまったのです。
私も地震での被災経験があり、兵庫県に住んでおりますので
えらい目に遭いました。自宅は倒壊寸前、家族は重い家具の下敷き、
当時商売をしておりましたお店はほとんどぐちゃぐちゃでした。 倉吉市役所 おやじの里で毎年墓参りに行きます
このブログを書いている日にちは鳥取の震災後、数日経過していますので
とくに関西圏以外の人たちは、恐らくそんなことがあった、ということも
もう忘れていることでしょう。自分にとって関連しない出来事は数日経てば
もう蚊帳の外です。そんなものです。阪神大震災直後、ひぃひぃ言いながら
家族を疎開させる為にたどり着いた実家(大阪市内)付近では朝・昼・夜の
人々の営みや風景がいつもと変わらず淡々と営まれており、皆スーツを
着用して会社に向かう人たちでごった返しておりました。すぐ隣の県では
生きるか死ぬかの狭間で呻いているとこを考えると「怖いほどのギャップ」
を感じました。
あの突然鳴り出した「キュンキュン」という携帯の音を聞いた
直後の人間の行動はダメです。皆一同、「立ちつくし上向いてキョロキョロ」。
どうしてよいかわからず、頭がパニックになるのは分りますが、
鳴った瞬間に「自分が隠れるべき・隠れることが出来るスペース」を
すぐに探してください。ひとまずしゃがんでください。上を向いてもダメ
です。近くでどこに水場があるのかを意識してください。それぐらいしか
瞬間的に考えられません。経験者からのお願いでした。私は未だに飛行機に
乗れません。乱気流の揺れと地震がリンクします。とほほっです。