子供の頃、近所の「ガキ」たちが集まって遊ぶ種類はだいたい決まっていて
そこそこ人数が集まれば、ふわふわのゴムボールを使って、三角ベースを
よくやりました。今の子供は知っているのかなあ。1塁と3塁しかなく、
文字通り三角形のフィールドでピッチャーは味方がしており、ゆっくりと
下投げをした球を素手で打ち返すゲームでした。こんなシンプルな遊びで
あっても「ガキ」たちの中にはスラッガーもいて、豪快にホームランを
打ったり、または外野からホップするような矢の返球をするエースもいたり
で大抵は高学年のボスでした。ちびガキたちの憧れでした。もう、こんな
遊びはこどもたちの間では存在しないのかなあ、と思ったりします。
同じような遊びで、今考えると恐ろしい名前ですが、
「しけい」や「はりつけ」などというボール遊びもありました。同じく
ゴム球を屋根の上に放り投げる、落ちてきた球をキャッチする、という
単純なもので、キャッチできなければ、これも文字通り「はりつけ」に
されてボールを投げられる餌食となり(死刑ですね)、こどもは無邪気で
残酷なことを平気でやっておりました。こんな遊びはマンションでは出来ず、
平屋ならではの下町の遊びでした。全国でも(私は大阪市内)同様の
遊びはあったのでしょうか?そしてどこから伝わってきたのでしょうか?
とりとめのない昔話となってしまいましたが、これも野球の原点の
気がします。アメリカにもこれに似た遊びは存在したのでしょうか?
本日ははてなおじさんでした。