管理人より
私は小さな会社を約30年やってきました。結局、儲けることも
出来ませんでしたが、倒産することもなく、コツコツと自分なりに
気張ってなんとか継続してきました。業種はスポーツ関連とは
無縁です。しかし、その会社を知人に譲る形で、引退致しました。
かといって次に何かを始めねば、食ってはいけません。
商売に対する嗅覚は長年の経験でなんとなくおいしい匂い
はわかります。しかし全てはいちからド素人が始める
あやしいおっさんのお店です。
球児先生の立ち上げ時には企業ビジョンや企業ストーリーなど
そういったものは一切なく、単に利益が出て儲かるもの、という
結構さもしい腹の内でした。
単純です。(1) スポーツ関係をやりたい (2) そうなると道具が
いっぱいある方がいい (3) コンバートや引退でサイクルが早い
(4) 中古として買取・販売ができるもの
そう考えると自動的に野球となりました。
サッカーは靴とボールとユニホームだけですし、水泳は中古の
パンツをはくのは・・・・・・
しかし、いくらあやしいおっさんの店でもお客様を迎えて商売
する以上、もちろん頑張りました。ありとあらゆる知識や情報を
求めて約2年間、730日の特訓をした挙句、いよいよオープン
となり、お陰様で今はなんとかやりくりしています。
はじめは、定年したおっさんのタバコ屋風の店番とたかをくくって
おったのですがとんでもない、この年になって、本気モード
で全身全霊・泥まみれでハァハァ言いながらやるハメとなりました。
毎日倒れそうですが、野球人たちの縁の下を支える存在でありたく
思うこのごろです。 球児先生55歳でした。