木製バット、個人的には好きです。今や飛ぶバットが主流でメーカーさんもこれでもか!
というぐらい魅惑的な軟式コンポジットバットをリリースされます。価格も上がりに上がって
税込み50,000円近くも。。。いつもの言葉ですが、飛距離は金で買え!ですが、
金で買えないものもあります。それは自分だけの「打感」なのです。それとちょっとした
鼻高の見栄というか他人へのアピールも出来ます。今時、木製バットを使っている人
は少数派で、こだわりを持った方が多いです。球児先生でもトップだミドルだ、何グラム
で振り抜きの感覚は?といろいろとチェックされる方も多いです。硬派なのです!
実はМ号球になってから、逆に木製バットの方がフィットする、と言われる方もおられます。
しなって飛ぶそうです。だいぶん硬式ボールの反発係数に近づいてきたからかもしれません。
そもそも、木製で飛ばすことが出来るヤツはカッコいいではないですか。
はじめから少し割れているような。。。嫌な予感
さて、木製バットも買取をしますと、いろいろな問題も発生します。金属やコンポジット
よりもセンシィティブで微妙なコンディション作りが要求されます。
それは、今回の写真を見て頂くと一目瞭然なのです。通常木製バットはキズ・破損や
防水のため薬剤(ガラス系やウレタン系など樹脂)を塗布してしますが、経年や特にヘッド
の擦り切れなどでコーティングが剥がれている場合があります。気を付けなければ写真
のようになってしまうのです。しかも段々と正円錐形(バットのヘッドを真上から見た場合)
から変形して(木目も関係しているかも)楕円形になったりします。
水分を含ませるとボウチョウが。。。さらに嫌な予感
真上から見ると横に伸びた楕円形になっている感
今回のバットははじめからヤバさが漂っていましたが、実験的にも水で洗浄したら
どうなるのか、はたしてうまく汚れが落ちて復活すればと期待していましたが、水分を
含んだ時点から、もうヤバイ感じがしてきて、乾燥した後はバッカーーーンと割れて
しまいました。折角、復活を希望しておりましたが、もう無理です。ごめんなさい。
皆さまも水分、湿気にはくれぐれも気を使ってあげてください。木製バット、いいですよ。
完璧にやらかしてしまった。トホホホッ。ごめんなさい