球児先生は野球用品の買取・販売をさせて頂いておりますお店です。このブログを

ご覧頂いておられるお客様はご存知ですね。ありがとうございます。

さて、いろいろな種類の道具がありますが、この中で実は一番買取したい、いつも欲しい

モノはいったい何でしょうか?。。。。

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グラブ?バット?グラブではやっぱり『リュウ』でしょうか。バットでは『レガシー』でしょうか。

もちろん人気売れ筋のグラブやバットは弊店にとりましても目玉商品で華であります。

しかーーーーし、本当に欲しいモノは『球』なのであります。軟式ボールではございません。

硬式ボールの練習球(これはこれで貴重です)よりも試合でも使用できる公式球なのです。

この中古はほぼ手に入りません。例えばスポーツショップの閉店や在庫処分品であったら

たまに入荷があるのですが、どうしても経年が高く、そうなると黄ばんだり変色、劣化を

見受ける場合があるのです。また、最近の中古で12個というケースもあるのですが、

やっぱりダース単位でほしいのです。どなたか売ってくださーい。 IMG_2588

市場ではいつも需要と供給のバランスが崩れていて、売り手市場となっています。

文字通り球の玉がないのです。それはメルカリさんやオークションなどで「硬式球」と

検索すれば一目瞭然なのです。いいのがあればすぐに売り切れ、オークションでは

引っ張りだこでもあります。みなさん、球を求めておられるのです。消耗品ですものね。

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理由は1点。新品を買うと高い!これにつきます。

それでは、小売店がボッタくっているのか?というとまったくそうでなく、私たち小売店が

硬式ボールを仕入れる価格はなんと85%ほどで中には90%というところもあるのです。

1000円で売るボールを900円で仕入れる。。。。これは商売にはならないほどなのです。

それでは、メーカーさんが儲かっているのか?というとまったくそうでなく、やっぱり原価は

85-90%もかかっているそうです。11個が革で出来ていて(中身は違う)、それを

手仕上げで縫う作業がネックなのですね。機械化できない。あの赤い糸の縫い目は

人が縫っている証なのであります。だからどうしようもない。。。。という答えになってしまいます。

たぶんこれからもこの先同じなのだなあと思っています。