大阪でも日中から気温が上がらず、昼でも67度という日が続いております。

寒いですし、これではなかなかコロナも終息しない気配で嫌になってきますね。

でも楽しい日曜日はやってきますし、ワクワクのベースボールも予定に入ってきますね。

 

ところが、寒い中ではグラブの調子が悪くなってくるのです。調子が悪いと守備も乱れます。

単純に革自体、暑いと柔らかくなり、寒いと硬くなってしまいます。

さらに中に入っているグリスも同調して柔らかくなったり硬くなったりしてきます。


グラブをばらすと、うまく型が付いていて、革同士がぴったりとくっ付いていて開閉もスムーズ

な逸品はまんべんなく薄く広くグリスが入っていますが、大概がそうでなく、偏りがあったり

鼻くそのようになっていたりほとんど蒸発していたりと問題ありのグラブが多いです。

そのグリスの状態で寒い中にさらすことでグリスは石のようにカチカチに固まってしまい、

異物感満載でさらに型までその異物(グリスですが)の影響を受けて崩れてしまいます。

もう直りません。

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解決方法として一番はグリスの交換ですが、費用も日数もかかってしまうし、出来れば

応急処置的な自分療法がいいと思います。家庭用のドライヤーでグリス部分を温めて

下さい。少し強めです。時間をかけて熱くなるまで集中的に、もちろん革なので油断は

禁物で加減しながらが鉄則ですが。

ある程度熱をもったら、ボールなどを押し当てて力いっぱい異物と感じる部分や変に

盛り上がっている部分をピンポイントで押しつぶしてください。結構これでグリスが溶けて

広がります。仕上げはボールでパシパシをたくさんしてください。あとはそのまま放置です。

グリスが枯渇している場合は無理ですので、補充しか方法はございません。

少しでも快適に、うまくボールがキャッチできるようにです。メンテナンスも大切です。

それでは。