この秋は修理・修復のご依頼が本当にたくさんありました。これもコロナの影響だと

思っており、家に籠る機会があったり整理する時間が出来たりでグラブを見直して

みることがあったのだろうと思われます。

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結構、年季が入っていてクタクタなグラブも多く、修理箇所も多岐にわたりリクエスト

もいろいろで、これだと新品を買われる方が安いので、お節介ですが

『買い替えをおすすめします』と申すのですが、頑なにこのまま修理でお願いします。

とのご意見がほぼ100%だということが衝撃ではあります。愛着をもってものを大切に

するスピリットは野球、特にグローブに関しては根強く残っていることが嬉しく思います。

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さて、球児先生ではこのようなリクエストにお応えすべく、日々修行の毎日でございます。

中古を買取りさせて頂いて、それを必要に応じてリペアして販売することを生業とします

ので、『出来ない』というのではツブシが利かず、出来て当たり前のプライドがあるのです。

だからわからないことは直接お付き合いのあるグラブメーカーさんに相談したり、師匠で

あるサンスポーツさんと密に連絡を取り合ったりしております。

 

各部品や予め必要なパーツは金型から造って各カラーをご用意しています。

もちろん、オーダーに合わせてないものは革から手切りで型をとってそのサイズに合った

ものを一から作ってリクエストにフィットさせて頂きます。特にグラブレース(グローブのヒモ)

につきましては、有名なレザー(寺田レザー)の革1(厳密には1頭分で2枚です)

からわざわざ数ミリ幅で切って作っています。もちろん硬式用のグラブレースです。

どんなご相談にもご対応できる可能性をもっともっと広げてゆきたく思っております。

特にグラブのことなら何でも出来る職人がいるショップでありたい、と常々思っております。