9月ごろからスイッチが入ったように『パチン!』と急激に流れが変わったこととして、
買取りをご検討いただきますお客様が倍増したことです。コロナの影響が買取りまで及んでいて、
コロナ断捨離がすすんでいると実感致します。整理される時間が出来たことも原因だと思います。
買取りさせて頂くグラブはよくメンテナンスされておられるものも多く、オイルが入ったしっとり
としたいい状態のグラブが多い反面、一番ひどい扱いを受けているのがスパイクやシューズ関係です。
お手入れをされておられない泥まみれのスパイクはなんとも悲しい限りです。比率的には新品・
未使用品が1割、メンテナンス済み(洗濯されているもの)が1割、あとの8割がノーメンテナンスのカピカピ・ドロドロのツワモノばかりです。しかも結構な割合で穴アキや破れをお見受け致します。もちろん、こんな状態であっても野球用品には変わりなく、出来るだけお値段をつけさせて頂きますが、見た目も重要で、あまり印象も良くない場合はそれなりの低価格の査定となってしまいます。
どんなに汚れていても弊店では販売するにあたり、メンテナンスはしています。主に消毒という意味も兼ねて次亜塩素酸関係の強めの洗剤を使用しての手洗いです。なので、オンボロであったとしても、意外と使用済みスパイクは消毒され清潔ではあります。
よく、出来る人は足元を見れば一目瞭然と言われますが、スポーツも同じだと思います。
出来る野球人はスパイクからです。ビモロの高級スパイクがいいというわけでもありません。
ドロの付いた金属スパイクは使用後にそのまま放置しているだけで1日でサビが回ります。
ドロもずっと付いたままだと、歯の歯石のようにカチカチの石のように固着してしまいます。
今、あなたが持っているスパイクの裏をご覧ください。大丈夫ですか?グラブやバットを大事に
するのであればスパイクやシューズも同様です。コロナでお時間の都合があるならば、
断捨離もいいですが、スパイクやシューズも愛情をもって接してあげて下さい。