ここ半年間は買取りさせていただく量がおかげさまで増えておりまして、

一体、どのようなメーカーさんが多いのかランキングを致しました。大阪という

地域特性、買取り価格にもよりますので、一般的ではないかもしれませんし、

比較できない部分もありますので、弊店だけのデータとなっております。

(2019年秋~20201月まで)
※順位が高いから買取り価格が高いということではございません。
 買取をさせていただくグラブ・ミットの数が単に多い、ということとなります。

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1位  久保田スラッガー

4-5年前までは人気優先で販売ばかりが目立っていて、なかなか買取り入荷が少なく、

入手にも苦労しましたが、現在は逆に4-5年前以前にユーザー様の手元にあった

ものが逆流してきている感じを受けます。さすがに不動の人気ですね。L7をメインに

内野用ばかりです。

 

2位  ローリングス

  ローリングスは何といっても価格帯の多さ、種類の多さが市場を席捲している感じです。

  初心者向けの入門グラブから(かなり価格も安い!)プロプリモという最上位まで軟式

  →硬式と幅広いラインナップは圧巻です。メインとなるレーベルはずばりHOHで、買取・

  販売の約70%を占めております。

 

3位  ミズノ

  王道中の王道でド定番ですね。もう何も申し上げることはございません。買取りで以外

かもしれませんが多いレーベルはミズノプロであったりします。硬式:軟式で6:4ぐらいの比率でしょうか。軟式はオーダーが多く、刺繍も入っているケースをよくお見受けいたします。

 

4位  ゼット

  2021年度(来年)には業界トップを走っている可能性があるメーカーさんですね。

  注目です。現在はいろいろなメーカーさんを吸収して巨大化しながらトップを虎視眈々

  狙っております。やはり硬派一筋、野球中心というスタンスは大変すばらしく、

  私たちはコバンザメのようにピタッとくっ付いてゆくしかありません。

 

5位  アシックス

  かつてはエポックメーキング的な存在で、例えば斬新で先鋭的なデザインのヌバックを

  使った大谷モデルなど憧れの存在でありましたが、少し力が抜けた感を見受けるのは

  私だけでしょうか。アシックスのゴールドステージも軽くて取り回しが素晴らしいロング

  ヒット商品でした。それに続くメガキングレーベルを期待したいです。

 

6位  ザナックス

  大阪のナンバのド真ん中に鎮座する大きくて綺麗なビルはメーカーとしてのプライドと

  実力をアピールしています。近い、という理由もあってユーザー様の所有率が高いの

  かもしれません。お持ち込みが多いグラブでもあります。やはり何といっても地元産。

  メイド イン ジャパン にこだわる魂は外国人にも人気で、価格的にもお求めやすく、

  日本製というところが素晴らしい。

 

7位  アトムズ

  今やだれもが知る『A』マーク。グループとして現在、一番勢いと右肩上がりの実績は

他メーカーさんの追随を許しません。賛否両論ある本丸の社長の方針は【革】に拘る

ことでした。結果として現在は存在感バリバリで近年の業界で一番成功したメーカー

さんではないでしょうか。

 

8位  アンダーアーマー

  3年ほど前にはあの【AU】マークは憧れと羨望の的でした。しかしながら現在は落ち着

  いた感じで、価格も安定してユーザー様もお求め安くなっていい意味でごくフツーの

  グラブメーカーさんとなりました。少年用の買取り・販売が少し多めではないでしょうか。

  カリスマ性がなくなったぶん、草野球の愛好者さんには今も定番人気であります。

 

9位  SSK

  中学・高校生のユーザー様が多く、どちらかというと3-6年しっかりと愛用した相棒

的なグラブが目立ちます。ドロドロでクタクタのソルジャーなのです。だからこそちょっとでも

いいお値段を付けたいのですが、へたった革のグラブはメンテナンスが出来ず、買取り

価格も安くなってしまいます。一方ではグラブマニアの方からはプロブレインの新品・未

使用品も結構あって幅がすごいです。

 

10位  ハタケヤマ

  イコールキャッチャーミットとなってしまいますが、実はまるまるその通りで、ミットばかり

  なのです。軟式のちょっとだけ使ったものが多く、逆にヘビーで気合の入った使用感

  満載のミットは硬式です。マニアの方は新品・未使用の硬式です。以外なのが

  外野用もたまにお受けいたします。地元金本選手の影響からでしょうか。

以上です。何の参考にもなりませんが、ご愛読ありがとうございました。