軟式バットを買取させていただきました。バットは打球痕を消すためにかなり念入りに

洗浄を繰り返します。特にウレタンやビニール系のコンポジットバットは難儀するのですが

(打球痕を消すオイルやリキッドが販売されていますが、絶対に完全には消えません)

洗った後で気が付きました。このバットのうすかわ(ビニール)が浮いているのを確認しました。

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販売しようか修理ができないものかいろいろと一か月ほど悩んでほったらかしにしておりました。やっぱり売った後でお使いになられる方ががっかりされる
(安全性は問題ないと思いました)

ことを思うと販売に踏み切れませんでした。

修理方法を模索する為、勉強材料として高級バットを思い切ってブッタ切ってしまいました。

やはりこのバットを切って感じたとこは自分では結果的には『無理』と思うことでした。

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コンポジットバットの分解は今まで何本かやってきましたが、その年度・モデル・型版ですべて

材質が異なるのです。今回はゴムに近いハードウレタンの2重構造でした。ウレタンの厚みも1.2㎝ほどあってウレタン密度も高く重いのです。(バット本体は軽かったです)

このウレタンの上にビニールコーティングされているのです。

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こんなにシリーズごとに異なる材質、例えばモデルによってはハードゲル(透明なジェル)

だったり発砲系のウレタンだったりで、どう対応すればいいのか現時点ではお手上げです。

ただ、言えることはひとくくりにシリーズでリリースされていますが、年度や例えばシリーズ

1.2.3と続いている場合であっても個々異なる中身だということで、絶対的に飛ぶ

『飛距離』と個人的にフィットするか否かは変化すると思います。ですので、ちょっとお金

もかかってしまいますが、バッティングにこだわるのであれば年度や異なるシリーズを

マイバットとして3-4本あれば飛距離感を体感できると思います。

その中からナンバー1を探すことも比較対象で可能だと思います。