ウィルソンのグラブにつきまして。ご存知のように
ウィルソンは日本国内用とUSAバージョンと2種類(2社)存在します。日本のウィルソンは革
の質が本当に良く、いろいろなメーカーさんが存在する中、『どこがおすすめですか?』と聞かれた
場合、1.2を争ってウィルソンを推させて頂きます。(ここのメーカーさんとは直取引はしていません)
革のキメが細かく、しっとりとしていて手に吸い付く感が最高です。革のタンナーさんも恐らく
ですが『瀬戸レザーを使っておられたと思います』(硬式の最高級グレードの場合)
それはともかく、今回の本題はUSAバージョンのウィルソンをご紹介したいと思っておりました。
当店ではA2000というグレードの硬式グラブをたまに買取りさせて頂きます。USAではAの
次に数字が並ぶ品番でグレードが決まります。
順にA2000→1000→900→700→500→450→360→200となります。200番グレードは逆に
凄いのですが、ホームセンターに売っているビニール製のものです。500ぐらいまでは革質や
全体的な作りからあまりおすすめ出来ません。お求めやすいというメリットは御座います。
この【A2000】の高級グレードを弊店でも販売しているのですが、実はこのグレードは2番目で
最上級に【A2K】が君臨しております。ミズノでいうとミズノプロということでしょうか。
価格的にはA2Kの方がA2000と比べると約10.000円高くなります。(日本円で約40.000円)
→現地価格ですので、日本に入る際は関税・消費税・航空輸送費などで50.000円ぐらいです。
(何年か前まではA2Kシリーズは存在せず、A2000がトップでした。)メジャーでもウィルソン
はメジャーでございます。1786モデルが基本で、多くのプレイヤーが使用されておられます。
中でも特筆すべきところは【キャッチャーミット】なのです。日本ですとハタケヤマ的存在です。
キャッチャーミットを考えておられるのであればぜひ、【ウィルソンのキャッチャーミット】も
視野に入れてください。日本国内では入手しにくいですが、並行輸入でゲットできます。
他にUSAバージョンのウィルソンの特徴としては【エラーをしないグラブ】であると言われています。
『2連発のタマハミ』が威力を発揮します。ハミダシとはグラブの指の中心を通る一般的には白い線
のようなものですが、ウィルソンにはこの白い線(切ったもの)の代わりにツルツルとした2本線
が通っています。【デュアルウェルティング テクノロジー】そのことによってグラブ自体の形が
分かり易く表見すると『バレーボールを掴んでいる』というか『力を脱力した掌の形状』というか
難しいのですが、強い球にも負けない、またはギリギリの球際でもすっぽりと入ってしまうという
しくみなのだそうです。表現がムズカシイのですが。。。。
いいことばかり書いてしまいました。でも本当だから仕方ありません。