十数年ぶりに伊丹市の昆陽池というところへ深夜に行ってきた。今日は1月17日なのであります。
私にとっては初めての被災経験で、大変だったという記憶しかないのだけれど、当時住んでいた家が
ほとんど崩れてしまい住めない状況の中、妻と子供は実家へ避難させて自分1人がその家に住み込み、
(商売もしていたがお店も完全にやられてしまった)ダブルパンチの中、なんとか立て直そうと1日20時間
労働という超過酷な時を半年ほど過ごしました。子供も妻も怪我はしたけれど(さまざまな家具の下敷きとなる)
生きていたので、不幸中の幸いでした。
さて、野球は現在オフシーズンでトレーニングばかりの嫌~な毎日が続きますが、必ず春は訪れます。
しんどいことを体験できる環境があること自体、本当は幸せでありまして、普段の生活の中で、何気ない
シーンが実は貴重な過去の体験となるのであります。本人にはわからないだろうなぁー?
そもそも、何故私がこの野球の中古買取り・販売店を始めたか?高額な道具を揃えねばならないことに
目を付けました。たくさんの高額であるネタがゴロゴロと転がっていたからであります。野球道具を
購入するにもたくさんのお金が必要なのです。
野球を続けるにあたっては、家族や友人、先生やコーチの助けがなければ成り立ちません。ましてや
チームプレイですので、チームメイトとの協和も不可欠です。かくしてあなたは野球をさせて頂いている、
ということを自覚しなければなりません。1人では成立しないのです。ですから、肝に銘じて、1日も
手を抜くことなく続けてください。継続は力なのです。
『イーグルス』というおじさんバンドが今も活躍しています。代表作は【ホテルカリフォルニア】ですが、
第二のヒット作で【ならず者】という歌があって、その最後の歌詞に印象深いメッセージがあります。
It may be raining, but there’s a rainbow above you.
雨が降っているかもしれないけれど、君の上には虹がかかっているよ。
というメッセージです。ハワイのコトワザにも『ノーレイン ノーレインボウ』というのがありましたね。
しんどい経験は若い人ほどしなければなりません。それはじいさんになればなるほど痛切に思うことで
ありまして(本人)、そのメッセージは日本のどこかでふわふわと心が浮ついている若者に伝えたく思う
次第です。