例えばミズノだとミズノプロ・ゼットだとプロステイタスとメーカーの最高峰レーベルは
日本人の卓越したプロフェッショナル集団が日本で制作している。球児先生のスタッフは
そんなプロ集団(大企業でもある)と比べるとミジンコと像以上の立場であるし、そこの
社員でもないただの部外者なので、『いいグラブを作るには!』ということになると師匠が
いないとノウハウも蓄積できない。いいグラブを作るノウハウがあれば修理やオーバーホール
の技術も向上すると信じております。しかし誰か教えてくれる人が。。。。。。
こちらの会社の匠軍団は10人以上おられ、20年以上の経験者ばかりなので動作の一つ一つが早いのなんの。
仕事中にもかかわらず、わからないところなどは手を止めて優しく指導してもらえる。ありがたい。
そんな理由で球児先生と相性のいい台湾の匠(師匠)を紹介してもらい、足繁く通う次第なのです。
グラブはアメリカから入ってきて、日本でも作り出しましたが、そのうちアウトソーシング
として海外生産をするようになりました。その矛先がまずは台湾・韓国です。それがだんだん
と西へ西へと移動してフィリピンやバングラディシュなどに移行してゆきます。台湾の制作
技術はもう熟成しており、日本とはあまり遜色もありません。なので、その国の巨匠から教えを
乞えることは知識の逆輸入になるかもしれませんね。出会った人たちに恵まれて制作の根幹に
携わることが出来てハッピーニコニコ丸です。球児先生は単に野球道具を販売する小売店では
ないのですよ。むふふふふっ。まだ発展途上ではありますが。
なかなかいい季節でありました。いつもローコストキャリアを使用しますが、定刻に飛ばない、
遅刻厳禁、荷物1個のみ、狭い・・・・・などといろいろと文句噴出です。しかしながら
安さに勝るものはなく、現地では耐震強度が極めてあやしい1泊1.500円のホテルに滞在し、
めしは夜市の屋台であやしいギトギトの謎の串ものを食しては、これはこれで結構エンジョイして
おります。何回かに分けてこの台南(高雄)修行記をご紹介致します。それでは。