緊急告知。
インターネット通販コーナーを12月22日に更新致しました。
今回はだいぶん溜まっていた新入荷商品をいっきに100点以上
補充しております。
もう今年も残すところ9日となってしまいました。毎年そうですが、クリスマス
が終わった途端、ガラッと流れが変わり、一気に正月に向かってゆきます。
私をはじめ、サービス業やインフラ系に努める方は特に感慨深いものがなく、
忙しいだけで毎年の事、とやり過ごすだけとなってしまいがちですが、実を言うと
私がそう思う事自体、罰当たりなことかもしれません。
そもそも正月は農作物の豊作を願って年神様にお祈りをする「神祭り」の行事であり、
全てのものには命が宿ると信仰があったため、年神様をお迎えする儀式であったのです。
門松は年神様が迷わず降りて来るための目印となり、迎えるにあたり清浄な場所を示すための
しめ飾りなのです。そういえばミカン(ダイダイ)の付いたしめ飾りをフロントに
付ける車をめっきり見かけなくなりました。というか見たことがない!なぜだろうか?
子供の頃はやけに魅惑的でおいしそうで、ついつい食べてしまうというバチ当たりなことを
した記憶があります。鏡餅の串柿・干しするめ・昆布も盗み食いして怒られました。
阪神タイガースの選手が毎年お参りする「西宮 廣田神社」
なぜか私も毎年ここへ初もうでに伺っております。「豪快などんと焼き」が温かいです。
西宮のえべっさん(よーい、ドンでかけっこして福男を決める)は全国的にも有名かも
しれませんが、実はえべっさんが分家で廣田神社が本家本元となります。
西宮という地名の由来にもなった主祭を天照大神とする兵庫県第一の古社です。
お正月のうち、元日は1月1日のことで、元旦は元日の朝のことをいい、
7日までを「松の内」と言います。
大晦日は、年神様をお迎えするにあたり、寝ずに待つこととされました。その間、深夜0時をまたいで
108回鐘を打ち、人間の煩悩を祓う行事となりました。おせち料理もご存じのように1品1品に
意味があります。お母さんが三が日の間、料理の手抜きをする為の作り置き料理ではもちろんなく、
年神様へのお供えものであり、「御節料理」といいます。めでたさが重なるよう重箱に詰めます。
今は「あけおめ」←古い?などメールやラインが主流となっている手抜き挨拶ですが、
年賀状は先輩・上司には使うと失礼な言葉もありますので注意してください。
「謹賀新年」「恭賀新年」が正しく、友人・知人には「賀春」「賀正」「迎春」
としてください。簡略化した表現なので目上の方には避けたほうがいいですよ。
以上、お正月にまつわるあれやこれやでした。