まずは年末年始の営業です。
お休みは12月31日と1月1日です。それ以外の日は昼12時~夜9時まであいてます!
うらやましい。うらめしい。ねたましい。ボヤキがついつい出てしまう。
商売の話です。はじめの構想や作戦と実戦は大きく開きつつあり、なんでこうなった?
と自分の商才のなさにはほとほと愛想がつきる。買取り金額が高すぎるのだ!
たまーにテレビを見る(普段は見ない)ことがあり、アニマルプラネットやヒストリー
チャンネルです。その中に「アメリカお宝鑑定団ポーンスターズ」なるものがあり、
仕事を思い出してしまうので、出来るだけ見ないようにしているのだけれど、
やっぱり気になって、少しだけ見てしまう。【絶対に楽しくない!】番組と思っている
のだが、ついつい「そうそう」と同調してしまうところがまたオモシロくない!
お客様とのやりとり、交渉内容は全世界共通していて、緊迫した金額の内容は現在
私が商売をしているものと変わらない。もちろん、取扱い量、規模は像とミジンコ
です。お客様は自分が売る品物の値段に大きな期待を抱いてますが、結局、現実
をつきつけないといけないのが大変です。
「持ち込まれるものはいいものでも好きになってはいけない。
最初にお値段は提示しない。最後は自分自身との交渉になります」ということを
このテレビで言っていたことが印象的でした。
この「自分自身との交渉」というところが最大のポイント!いつもそう思います。
そしていくじのないおじさんはいつも自分自身に負けてしまい、まあ、ちょっと
「色」をつけてサービスしてあげようか、となり、後になって「ああっ、高く買いすぎた」
またやってしまった、となるのです。
結果として毎日、たくさんの買取りをお受けすることになるのですが、商売としては、
はっきり言って儲からない!と断言できます。街のリサイクルショップがうらやましい。
うらめしい。ねたましい。500円や1.000円で買い受け、それを5.000円や10.000円
で売ることが出来れば、大繁盛するのに。。。。。
でもこの感覚が商売としての大切なルールであり、継続して商売を営める絶対条件なのです。
そしてこれが普通のことなのです。野球用品は異常です。価値が常に売り手の中にあり、
市場には(中古流通)出回らない。そこを無理やりこじ開けようとすると無理も出る。
そして高値で買い取ってしまい、家賃や人件費が圧迫されてしまう。。。トホホです。
そう思いながら毎日、1日1日で勝負しておりますが、果たしてこれでいいのか?と
自問自答する次第なのです。